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甚句 おんな城主 直虎

「参考」

 

相撲甚句 女城主 井伊次郎法師直虎公

  

井の国千年 甚句に詠めばョ

駿府の手先に なりはてた   (駿府は今川)

奸臣家老の 小野親子     (奸臣とは忠臣の反対)

邪ま心の 讒言で       (讒言とは目上の人に云う悪口)

主家乗っ取る 悪だくみ    (主家はおいえ)

 

花の十三 裕姫は       (ドラマでは「おとわ」)

毒牙逃れて 御仏に      (今川に狙われ)

すがる覚悟の 龍潭寺  

みどり綾なす 黒髪を

下し剃髪 仏弟子   

 

南渓和尚の 命名で      (龍潭寺の住職)

井伊家縁の 名に因み 

その名も備中 次郎法師

 

時は移りて 幾年か

上洛目指す 今川に

従う父の 直盛が

奇襲尾張の つむじ風     (織田信長軍)

無念の戦死 桶狭間

 

悲しき知らせは まだ続き

引馬を治める 曾祖父が     (昔の浜松城周辺)

飯尾豊前の 室の出す

毒茶飲まされ 命断つ

 

重なる不幸の 名家井伊

苦しい生計 民百姓は

徳政令を 願い出て                    (借金棒引き令)

銭主たちとの せめぎ合い    (商人たち)

 

苦難相次ぐ 井伊の郷

永禄八年 初春に

三十路ながらも 地頭職     

就いて健気に 立ち上がる

 

またの名乗りは 代々の

井伊の惣領 証したる      (惣領は後継ぎ)

女子にこそあれ 次郎法師

 

淡き思いで 初恋の

直親の遺児 虎松の       (虎松→万千代→直政)

成長祈願の 後見で

若き萬千代 井伊の名を

高める出世 見届ける

 

天正十年 初秋に         (本能寺の変があった年)

四十路七歳 ご生涯         (よそじななとせ)

永久の眠りの その佳人は

 

法名 妙雲院殿 月舩祐圓大姉と称し奉る (妙雲寺は直虎の菩提寺)

 

井伊家女城主 

次郎法師直虎公というよ

                           作詞 杉浦佳一 

                          浜松相撲甚句会

                                                              事務局 (053)474-9262

 

参考:浜松相撲甚句会による井伊次郎法師直虎公