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大橋ピアノ

先月鈴木昇畝の尺八コンサートが開かれた時、

私はお手伝いで浜松市の蜆塚遺跡の直ぐそば、「夢・汎ホール」に早めに到着した。

 

駐車場を出てアプローチの階段を、

数段登って行くと、

左側にチョットした広場のような庭があり、

テーブルと椅子が置いてある。

 

天気の良い日には、

                ここで弁当でも食べたくなるような雰囲気だ。

 

建物の入口を入ると、左側に天井の高い洋式の広間があり、

アップライトピアノが目に入る。

 

鍵盤蓋をあげるとOHHASHIの文字。

赤いフェルト(キーカバー)にも、筆記体で書かれたOhhashiの文字。

蓋を閉めようとすると左隅にある仕掛けが、すぅ―っと蓋の重さを支えてくれる。

手を離してもバッターンとはならない。

 

結婚したばかりのことだから、40年くらい経つだろう。

デアパソンと云う中古のピアノを購入した。

やたらに重くて、背の高いアップライトだったが、

カミさんも子育てに追われてか、

彼女がピアノを弾いていたと云う記憶がない。

 

デアパソンはYAMAHAの技術部長だった大橋幡岩(はたいわ)が、

理想のピアノを目指して立ち上げたブランドだと聞いたことがある。

その後このブランドは立ち行かなくなり、カワイ楽器の傘下となったそうだ。

 

その後、大橋幡岩がデアパソンを離れ最後に起こしたブランドが大橋ピアノ。

親子二代で四千数百台のピアノを製作したとのことだ。

思わぬところで一台のピアノを目の前に、一時の感慨にふけったものだった。