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私の愛するジャズ屋(その1) 「カサブランカ」

森山輝生映画音楽集
森山輝生映画音楽集

北九州小倉、「カサブランカ」という店が4軒あった。

私の知るジャズ屋「カサブランカ」は今はもうない。

 

ここでは森山さんは「オーナー」と呼ばれる。

 

店が始まると、森山さんはピアノを弾き始める。

ピアノの曲線にカウンターが周る。

決まって「カサブランカ」(ATGB)を、バースから。

私は「九州のカーメンキャバレロ」と呼ぶ。

 

 

「人を幸せにするために、神が九州に贈られたピアニスト」だった。

音楽に関する人の話をしっかり聞いてくれる。

静かで、温厚、やさしい口調で主張はまげない。

人望の熱い九州人だ。

お酒は飲まず、コーラを少し。

 

素晴らしい常連たち。

あの表具屋さん高○○さんは今頃どうしているだろうか?

Fちゃんは?

「魑魅魍魎」「薔薇」なんでも書いてしまう、

国語に強いあのママ(奥さまは11時すぎるとソファーで失神)今は?

 

その後、私は九州に行かなくなった。

最後の夜、何となく私の送別会になって、盛り上がった、、、、。

オーナーが「おみやげ」をくれた。

その夜弾いたすべての曲と常連たちのメッセージの録音カセットだ。

 

最後の夜のママの声が聞こえる、、、、、泣くんじゃネエ!

 

このシリーズを10回書く。

「カサブランカ」からは始めるほかない。